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2012年3月18日 (日)

くらげ

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曖昧なことを、曖昧なまま理解する

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2012年3月16日 (金)

美術館の壁面

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我が配偶者は、靴制作の工房に通っているのだけど、昨日、仕事から帰宅すると、
配偶者がその工房のお仲間達と自宅でちょっとしたパーティーのようなことをしていた。
男女あわせて5人ほどのお客さん。

ごく自然な流れで、僕も適当にワインなど呑みつつ、話に加わることになるのだが、
おそらく、僕よりもひとまわりもふたまわりも若いような人もおり、
仕事以外でこんなに年の離れた人達と話をすることなどあまりない。

同じ目標を共有してる連中の集まり。正直、「若いって、いいなあ」と思った。
うひゃあ、前回に引き続き、オッサン臭いことこの上ないなぁ。
まあでもホントにそう感じたんだから仕方がない。

我が配偶者も、その中でごく自然に振る舞っており、これもなかなか良いのではないかと感じた。
よきかな。また来てね。

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2012年3月13日 (火)

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時差ボケを抱えているものだから、朝、妙に早く目が覚めてしまう。
基本、早寝早起きは悪いことではないので、ことさらこれを戻そうとは努めてないのだけれど。

昨日の朝は、いつもよりも少し暖かくて、「あ、春が来るかも」と感じた。
でも夕方になると、朝よりも寒いくらいで、「あ、冬に戻ったかも」と感じた。
ああ、これを三寒四温というのか。とまあ、季節の変わり目を気にするようになったのは
年をとったせいかもしれない。

昔、20代とかその頃は、「あぢー」とか「さみー」とかそのくらいのことしか感じてなかったと思う。
あ、そういえばあまり部屋に暖房を入れなかった記憶があるから、それすら感じていなかったかも
知れない。

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2012年3月10日 (土)

海を前に

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3/11を目前にして、どれだけたくさんの人がこのことについて書いてるかと思うと、
私ごときのつぶやきが何になるとも思わないけどさ。

多分、ほぼ全部のTV局でお約束のような報道特集番組をやるんだろうけど(唯一、TV東京には
ちょっと期待している)、とにかく、津波が街を呑み込んで行くあの映像は見たくないので、
ぜひ、やめて頂きたい。

もうひとつは、いたずらに人の感傷をかき立てるような、漠然とした感情論を振り回すことも
やめて頂きたい。今、我々に必要なのは、復興のための戦略とか計画とか日程とか、具体的な
行動指針であって、「絆」とか漠然としたイメージみたいなものではないと思っている。

TV局がそれで金を儲けようとしているのは、まあそれは彼らの勝手なので、もしも、僕の
たわごとに「そうかも知れんな」と思う人がいたら、TVがそういうのを始めたら、消すか、
チャンネルを替える、というのはどうだろうか。彼らにとっては、無視が一番ダメージなので。

一年前のあの日、帰宅難民になって、支給された毛布にくるまって夜を越しながら考えたことを
もう一度思い返してみよう。どんなに大きな被害があったか、どれだけ沢山の人が犠牲になったか、
ましてやそのとき原子炉がメルトダウンしつつあることも知らず、ただ、「日本は大変なことに
なってしまったに違いない」ということだけは確かで、立ち直るためには「相応の負担や犠牲は
甘受しよう、皆で連帯しよう」ということぐらいしか頭の中にはなかった。

一年経った今、その漠然とした思いが、具体的な形になって実行されているだろうか。
考え直してみよう。

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2012年3月 4日 (日)

ハンスのこと

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昨日から仕事でジュネーブに来ている。

海外出張が多い、というと、何だか華やかなシゴトをしているように思われがちだけど、
実は、全くそういうことはなく、裏方として薄暗い舞台裏で、現地の現場の連中と地味な仕事を
している。こういう光景の中で。スポットライトが当たるのは常に自分以外、そういう仕事。

海外にあるいくつかのチームの中でも、スイスを拠点とするチームが僕は一番好きで、
彼らと会えることを、毎回楽しみにしている。スイス人は、とてもチームワークが上手な人々だ。
多分、国の歴史的な背景や、そこから生まれたスイスアーミーというシステムや、色々なことが
この人達のキャラクターをかたちづくっているのだと思う。お国柄というのはあるものだ。

何人かのごく親しい仲間の中に、ハンスという男がいた。気のいいオッサンで、現場頭というか、
いかにも若い連中の面倒見が良い、頼りになる人物だった。

数年前のこの現場で、ハンスがいないことに気がついて、ロブというチームのリーダーに聞いた。
「あれ、ハンスはどうしたの?まだ現場入りしてないの?」
ロブは答えた。「ああ、ハンスは死んだよ」

癌だったそうだ。周りの連中にも隠していたらしい。会社を長期病欠(あるいは退職)して
治療に専念するよりも、最期までいつもと変わらず皆と仕事を続けることを選んだらしい。
いよいよ動けなくなって、入院すると、数週間のうちに亡くなってしまった、とのこと。

裏方が働くエリアには、色々なものが置かれている。工具とか、材料、音響/映像機器の
コントローラーなど。大体はキャスターのついたユニットになっていて、トレーラーから
降ろして所定の場所に置き、扉をあければ即、仕事がスタートできるようになっている。
スイスの人達はシステマチックだから、その中には、アメニティのユニットもあって、
そこには、コーヒーメーカー、電子レンジ、食器類などが効率的に納められている。

アメニティのユニットは、舞台裏の、人が一番行き来する場所に設置されている。
今、その扉の裏にはハンスの写真が一杯張られている。

ヨーロッパの現場に来て、これを見るたびにちょっと泣きそうな気分になるけど、
それはここにいる皆が同じだろう。

よう、ハンス、また来たよ。

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