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2012年3月10日 (土)

海を前に

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3/11を目前にして、どれだけたくさんの人がこのことについて書いてるかと思うと、
私ごときのつぶやきが何になるとも思わないけどさ。

多分、ほぼ全部のTV局でお約束のような報道特集番組をやるんだろうけど(唯一、TV東京には
ちょっと期待している)、とにかく、津波が街を呑み込んで行くあの映像は見たくないので、
ぜひ、やめて頂きたい。

もうひとつは、いたずらに人の感傷をかき立てるような、漠然とした感情論を振り回すことも
やめて頂きたい。今、我々に必要なのは、復興のための戦略とか計画とか日程とか、具体的な
行動指針であって、「絆」とか漠然としたイメージみたいなものではないと思っている。

TV局がそれで金を儲けようとしているのは、まあそれは彼らの勝手なので、もしも、僕の
たわごとに「そうかも知れんな」と思う人がいたら、TVがそういうのを始めたら、消すか、
チャンネルを替える、というのはどうだろうか。彼らにとっては、無視が一番ダメージなので。

一年前のあの日、帰宅難民になって、支給された毛布にくるまって夜を越しながら考えたことを
もう一度思い返してみよう。どんなに大きな被害があったか、どれだけ沢山の人が犠牲になったか、
ましてやそのとき原子炉がメルトダウンしつつあることも知らず、ただ、「日本は大変なことに
なってしまったに違いない」ということだけは確かで、立ち直るためには「相応の負担や犠牲は
甘受しよう、皆で連帯しよう」ということぐらいしか頭の中にはなかった。

一年経った今、その漠然とした思いが、具体的な形になって実行されているだろうか。
考え直してみよう。

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